こんにちは。
サクラインです。
Googleの検索上位に入れないと嘆いている人はとても多いと思います。
検索エンジンのアルゴリズムを理解するのって、本当に難しいですよね、、、
っていうか、ほぼ不可能です。
僕もやはりみなさんと同じ悩みを持っていて、ほんの少しでもいいので理解できるように、昨年は多数のセミナーや講演を聞いたりしました。
さらに、直接Googleのエヴァンジェリストの方からお伺いすることもでき、とても貴重な体験をすることができました。
その貴重な情報をまとめると、アフィリエイターが目指すべき道ってどんなところなのか?ということが、ようやく見えてきたような気がします。
今回は、それを詳しくまとめていきたいと思います。
Contents
Google検索を制するための、5つの常識
Googleの使命って何だと思いますか?
それは、
「世の中にある100兆を越えるサイトに、順位をつけて表示をすること。」
ではありません。
もちろん結果としてそうなりますが、本当の使命とはこれです。
「ユーザーが真に欲する情報を、検索の1位に持ってくること」
です。
ユーザーの悩みや疑問を、ビッタリと解決できるものが上位に来るべきだということです。
つまり、この使命にドシンと乗っかるようなカタチで、、、僕らアフィリエイターが生きているんですよね。
なので、Googleが品質管理ガイドラインなどで明言していることは、絶対に知っておくことが前提となってきます。
下記で、検索エンジンについてGoogleが公式の見解を発表しているので、こちらは必ず確認しておいてくださいね。
これらを読んでわかると思いますが、、、これらの内容って、かなりあいまいです。
しかも片方は完全に英語です><
今回は、このガイドラインの内容と、エヴァンジェリストさんやセミナーで得た膨大な情報を合わせ、アフィリエイターが検索エンジンとどうお付き合いすれば良いかをまとめたいと思います。
①アフィリエイターはGoolgleの敵?味方?
近年、アフィリエイトサイトがことごとく順位を下げていますよね。
特に医療関係では、2018年8月以降、圏外に行ってしまったという人は良く聞く話です。
このことから、Googleはアフィリエイトサイトを追放したいんだ!という意見を持っている人は増えてきています。
ですが、それは間違っています。
Googleは、アフィリエイトサイトを圏外に飛ばしたわけではなく、たまたま信頼の高いサイトを表示させるアルゴリズムに変更したら、たまたまアフィリエイトサイトの順位が下がったということなんです。
つまり、アフィリエイターのサイトだとしても、医療機関の関係者と同じくらい詳しい情報があるサイトであれば、上位に検索されるということなんです。
”医療従事者”と”商店街にあるお店のご主人”だったら、信頼度は圧倒的に違いますよね。
誰もが納得するほどの、医療に関する情報があれば良いのです。
つまり、権威のある医者のサイトだったら、最高の信頼度になるということですよね。
これは、Googleも明言しており、決してすべてのアフィリエイトサイトがNGということではありません。
特にこれは、「YMYL(Your Money or Your Life)」という、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全」に関わるページにはより顕著になっています。
②順位の理由
あるキーワードで検索すると、その検索結果には必ず順番がつけられて表示されます。
1位から始まり、ワードによっては何千、何万位と続きます。
その順位は、検索されたキーワードに対して、ユーザーが欲しい情報とどのくらい一致しているかによって決まります。
なので、ユーザーの希望する情報に対して、最もふさわしいページが上位を占めます。
つまり、1位のサイトは、世界中に100兆以上もあるサイトの中で、最も関連性が高いと判断されたということなんです。
その判断材料は明らかにされることはありませんが、検索のアルゴリズムを随時アップデートを行っていて、最適なものが表示されるようになってます。
現在では、どんな文章が書かれているかを認識できるところまで来ているようですよ。
「何でこんなサイトが1位になってるの?」ということは近年ではほぼなってきましたよね。
Googleの文章認識能力はすさまじいスピードで進化をし続けています。
そして、、、僕らは、そのアルゴリズムの中で上位を取るために必死で日々頑張っているのですね!
ですが1つ、絶対に覚えておかなければならないことがあります。
あるキーワードで検索して、検索結果が、1位のサイトには1位で表示される理由があって、30位なら30位に表示される理由が必ずあるということなんです。
1位のサイトに、どんな表示される理由があるのかを探ることが、上位検索されるための秘訣となっていきます。
それは、そのページの価値だけでなく、サイトも含めた価値があるのかもしれません。
③アルゴリズムを追わない
アルゴリズムのアップデートによって、大きく順位が変動することがあります。
その度に、今回はこういう傾向があるので、それに合わせてサイトを作り直す、、、というのは理にかなっているように思いますが、実はあまり理にはかなっていません。
なぜなら、Googleの目指す未来が1つだけだからです。
Googleの創始者は、その完成にはまだまだかかると明言されており、その達成のために日々アルゴリズムをアップデートしています。
もし、アップデートでうまくいかなければ微調整を行うでしょうし、うまくいけばそれが長く反映されてゆくでしょう。
なので、アップデートを追うのではなく、Googleの描く未来の延長に、自サイトがいなければならないのです。
きっとこれからも、アップデートで順位が大きく変動し、一喜一憂はあるでしょう。
ですが、「ユーザーの意図を把握し、それに対して的確な内容を返す」という最終目標は変わることはないので、僕らはそこを目指して頑張るしかないんです。
サイトやページに、たくさんの価値や権威を持たせましょう。
④モバイル最優先
検索されるワードの総数は、ついにパソコンではなくモバイルからの方が多くなりました。
これからもこの傾向は弱まることはなく、むしろ強まると思われます。
つまり、スマホなどのモバイル機器で閲覧されることが前提のサイト作りが、今後求められることとなります。
これはGoogle側も明言しており、モバイル機器でベストに表示されるサイト作りを推奨しています。
聞いたことがある人も多いと思いますが、いわゆる「モバイルフレンドリー」ということですね。
クローサーも、モバイル用とウェブ用の2種類用意されています。
ここで1つ重要なことがあります。
検索クエリの数に関しては、モバイルもウェブもすべて含めた数となっています。
自分のサイトに訪れた人は、どちらが多いかを把握することは戦略においてもとても大事なことになりますね。
これは、Googleアナリティクスで閲覧することが可能です。
サイト作りで心がける、5つの常識
では次に、上記のGoogle が掲げる10の事実や、品質管理ガイドラインから、サイト作りで心がけるべきことを5つまとめてみました。
より、Googleから評価されるサイトを目指しましょう!
①自分のサイトが存在する意義とは?
先ほどもお伝えしたように、この世の中には100兆を超えるウェブサイトがあります。
その中で、自分のサイトが存在する意義とは何なのでしょうか?
もちろん、100兆もあれば必ず似たようなサイトはたくさんあると思います。
ですが、心がけることは1つだけです。
「ユーザーが、あなたのサイトに何を求めてやってくるか?」ということです。
つまり、あなたのサイトにしかない、唯一無二の価値のある情報を提供することが必要となってきます。
これが、アフィリエイトを始めた人が、「ユーザーの役に立つライティング」を勉強しなければならない理由です。
また、その情報が欲しいユーザーのために、どのようなキーワードからやってくるか、を分析することが必要となってきます。
検索意図をしっかり理解し、その導線となる部分をつくるということです。
これが、アフィリエイトを始めた人が、「複合キーワード」を勉強しなければならないということです。
つまり、アフィリエイトの基礎はGoogleの未来を描いた先にあるべきと言っても過言ではありません。
②高品質なコンテンツを作成する
検索順位決定の大きな要素として、「高品質なコンテンツ」はかなり重要な割合を占めています。
これは誰しもが目指したいところですよね。
高品質なら、ユーザーの滞在時間も増えて、自然と被リンクも増えて検索の上位へあがるというイメージです。
ですが、Googleの公式発表はとても曖昧で、いたるところで、「高品質って何??」と聞かれます。
高品質は、アフィリエイトでも大きな要素なので、下記の方で詳しくまとめています。
③オリジナリティとは?
検索上位に行くためには、オリジナリティは絶対に必要です、
でも、そのオリジナリティが、ただ他の人がやっていないだけの、誰からも求められていないものだったら、、、もちろん何の価値もありません。
”ただただ奇抜なことをすれば上位に上がってくる”なんてことは絶対にありませんよね。
では、本当のオリジナリティってどういうことなのでしょうか?
「ユーザーが本当に求める情報が、世界で唯一、あなたのサイトにしかない!」
ということが、本当に価値のあるオリジナリティということなんです。
もちろんここまでくるのにはとてもリサーチが必要になってくるので、それだけ、検索で上位に来ることが難しいということなのです。
つまり、”それができる人だけがアフィリエイトで生き残ってゆける”ということなんですね。
④アフィリエイト色が強すぎるとNGなの?
公式サイトのように、多数の人が情報に集まってきて、さらにリンクももらえるようなサイトは、もちろん自然と価値があると判断されますよね。
ですが、逆にアフィリエイト記事が多い、バリバリのアフィリエイトサイトはどうでしょう。
ただの外部リンク送信用サイトと認識され、低評価となる可能性がとても高いです。
なので、とても詳しく丁寧に作られたアフィリエイトサイトだとしても、サイトの大多数のページがアフィリエイト用の記事なら、きっと評価は上がることはありません。
アフィリエイトサイトだったとしても、ユーザーが求める確かなページも作る必要があります。
例えば、育毛剤のアフィリエイトサイトなら、育毛・増毛・発毛の違いを詳しく書いたいり、それぞれのメリットデメリットを書いたりと、たくさんの付加価値が必要となってきます。
ただただ売りたいだけの商品だけが並んでいるサイトなんて、きっとあなたも何度も訪れようとは思いませんよね。
全くおもしろくありません。
やはり、ユーザーが知りたいのはもっと深いリサーチや、独自目線の体験談なんです。
全ページの比率で、アフィリエイト記事は半数以下には減らしたいところです。
一歩引いた目線で、自分のサイトがアフィリエイト色が強すぎないかを確かめる必要があります。
⑤適切なボリューム感とは?
一時期、ボリュームのあるサイトが検索結果の上位に入る傾向が強くありました。
あなたが検索ユーザーで、もし20,000ページもあるようなページにたどり着いたら、そのページのいったいどこに欲しい情報があるのかわかりませんよね。
まるで本を1冊読むようなものです。
なので、記事のボリュームは適量がベストです。
かといって、短すぎると内容が薄っぺらいものとなってしまうのでこれも意味がありません。
ある程度以上のボリュームが必要なので、個人的には2500字~5000字くらいが人間の認識能力の中ではベストなのではないかと思っています。
これらは、SEO界ではまだ調査段階の色が強いので、新しいリサーチができ次第、情報を公開していきたいと思います。
その他、知っておいた方がよいこと
まとめページの判断は?
ネットには、まとめページというものがたくさんあります。
例えば、Aというサイトにある情報と、Bというサイトにある情報を混ぜ合わせ、まとめページとして自分のサイトで公開したとします。
これは、”まとめることによって新しい価値が生まれた”と主張する人も多いですが、ただ混ぜ合わせただけでは付加価値とは言えません。
それは、ただの情報の再発行に過ぎません。
ですが、再発行自体は決して悪いものだと判断されることはありません。
もし”ユーザーにとって、それが再発行以上の意味があって、ユーザーが欲しがっている情報”であれば、まとめであっても十分に評価されるということです。
世の中には、似たようなサイトももちろんあると思います。
その中で、自分がユーザーにどんな付加価値を、どのような手法で伝えることができるかを考えてみてください。
ただ、オリジナリティがあるだけでなく、ユーザーが本当に欲しがっているものを提供することなんです。
まとめ
このように、Googleの検索を制することはとても難しくなってきています。
ほぼ、特殊技能と言っても良いかもしれません。
このことから、検索上位表示が必須のSEO型アフィリエイトは、生き残ることはとても難しくなってきています。
これを読んで、本気で向かっていくか、それとも離脱して別のことに時間を使うかの判断に慣れれば幸いです。