こんにちは!
サクライです。
あるキーワードについて記事を書いていても、全然上位表示されない時はよくありますよね。
それって、キーワードの検索意図がズレている可能性があります。
つまり、あるキーワードについて記事を書いた情報と、そのキーワードを入力したユーザーがほしい情報と一致していないということなんです。
今回は、キーワードの検索意図と記事の内容を一致させて、検索結果で上位に食い込む方法をまとめたいと思います。
Contents
キーワードの持つ、検索意図の調べ方
もし「北海道 6月 気温」というキーワードがあったら、このユーザーの検索意図は何だと思いますか?
普通に考えると、”北海道の5月の平均気温”とか、”今年の北海道の5月は、例年より暖かいのか?”といったことを思い浮かべるかもしれません。
ですが、両方とも全然違うんです。
この検索意図は、「6月に北海道に行くとすれば、どんな服装が最適か?」ということなんです。
つまり、6月に北海道旅行に行きたいと思ってる人が、服装を決めるために、6月の北海道はどこまで暖かくなっているかを知りたいわけなんです。
ですが、「え!?なんでそんなのがわかるの!?」って思うかもしれませんが、それがわかる方法を2つ紹介したいと思います。
①Yahoo!知恵袋で調べる
「北海道 6月 気温」をYahoo!知恵袋で調べてみてください。
実際の検索結果が下記のとおりです。
すると下の図のように、検索結果の上位1~3位まで、すべて「服装」に関する話題ばかりがヒットすると思います。
1番目こそ、「暑いか?寒いか?」という内容ではありますが、結果的にはどんな服装にすべきか、どんな着替えを持っていくべきかと言う内容についての質問です。
2位と3位なんてまさにそのまま服装をストレートに聞いていますよね。
10位までのうち、実に7個が服装や体感温度についての質問ばかりでした。
②Google検索で調べる
では次に、「北海道 6月 気温」をGoogleで調べてみましょう。
結果が下記となっています。
こちらも1~3位まで見事に服装占めています。
Google検索エンジンは、あるキーワードで検索したユーザーが、サイトを訪れた時、どのような行動をとるかによって、満足度がわかるようになっています。
例えば、このサイトに答えがないと思ったら、読んでる途中でブラウザバックしてしまいますよね。
このようにして、満足度の高いサイトだけが検索上位に残って、検索順位が決まります(もちろん他にも要素はたくさんあります)。
なので、上位のサイトを調べることは、検索意図を知る上でとても重要となっているんです。
特に1~3位までが、そのキーワードの最も強い検索意図となりますよ。
キーワードは、ほんの少し違えばまったく違う検索意図となる
では次に、「千葉県 6月 気温」の検索意図は何だと思いますか?
”北海道”を、”千葉県”に変えてみました。
もちろん北海道のように、千葉に旅行に行く時、服装はどんなものが適しているか調べたい、、、と言うわけではないんです。
実は、「千葉県 6月 気温」の検索意図は、「千葉県の6月の晴れる確率」と「千葉県の6月の天気予想」なんです。
このキーワードでは、Google検索の結果に、10位以内のどのサイトにも服装の話題が1つもありません!
千葉県の6月って、日本の中でもごく平均的な気温のところなので大体服装はわかりますよね。
なのでユーザーは、服装よりも「晴れるかどうか?」の方を気にしているんです。
- 「北海道 6月 気温」
- 「千葉県 6月 気温」
一見似ているようなこの2つのキーワードですが、検索意図が全然違うということがわかりましたね!
検索意図がズレていると、絶対に上位に食い込むことはできないので、検索意図は必ず調べるようにしておいてくださいね。
想定していた結果と全然違うかったということなんて、しょっちゅうあります。
検索結果で上位になるためのライティング方法
検索意図を把握し、それをしっかり満たすとSEO効果が抜群
検索意図がわかったら、記事が圧倒的に書きやすくなりますよね。
検索意図の意味を理解し、ユーザーがそれを満たすであろうコンテンツに仕上げていけば、おのずとGoogleから高い評価を受けることできます。
つまり、SEOに大きな効果があるということですね!
しかも近年のGoogleは、1つの記事に1つのキーワードということが徹底されているように思います。
多少短くても良いので、検索意図をしっかり満たす記事を、わかりやすく、そして詳しく伝えることがポイントとなってきます。
すでに公開してる記事でも、検索意図がズレていたらすぐにリライト
この結果から、「北海道 6月 気温」というキーワードに対して、北海道の6月の平均気温の記事をいくら詳しく書いたとしても、絶対に上位に食い込むことはできない理由がわかってもらえたと思います。
もし、なかなか自分の記事が上位に食い込んでこないな、、、と思ったら、記事の内容と検索意図が、ほんの少しでもズレているかもしれないと疑ってみてください。
もし、微妙なところがあると思ったら、即リライトしてください。
検索意図を汲み取れていないサイトは、検索意図と違うから上位表示されないだけでなく、サイトの評価を下げてしまう危険際もあります。
もしリライトが成功すれば、驚くほど順位が上がる可能性があるかもしれませんよ。
ライバルサイトに勝つ!
目当てのキーワードで検索したら、たくさんのライバルサイトが出てきたと思います。
そのサイトと、自分のサイトを隅々まで見比べてください。
もし見劣りしていると思ったら、もちろんそのサイトより上位に行くことができません。
検索意図と同時に、ライバルサイトのコンテンツをしっかりと研究しておきましょう!
まとめ
今回わかったことは、キーワードがほんの少し変わっただけでも、下記のようにユーザーの検索意図は全然変わってきます。
- 「北海道 6月 気温」=服装
- 「千葉県 6月 気温」=天気予想・晴れの日の確率
ユーザーが望むことをしっかりと把握をして、がっちりとユーザーの心をつかむことが、上位表示への要となります。
いますぐに、過去に書いた記事もチェックしておきましょう!