Googleアップデートに負けないサイト設計で、息の長いサイトを作る

こんにちは!

サクライです。

今作っているサイトが、5年もすればアクセスが減ってしまって、将来、価値がほとんどなくなってしまうかも、、、なんて心配はありませんか?

実際、そんなことは良くあることなんです。

世の中はどんどん動くので、時代によって全然キーワードが変わるので、数年でサイトのアクセス数に大きな影響があったりします。

今回は、そういった影響を最小限にとどめ、10年先も運営できる息の長いサイトの作り方のコツをまとめたいと思います。

専門性のあるサイトづくりをしよう

息の長いサイトを作るには、Googleの品質評価ガイドラインを知ることが必須です。

その中でも、特に下記の項目がとても重要になっています。

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

これらの項目は、頭文字をとって「E-A-T」と呼ばれています。

「E-A-T」を理解することが、息の長いサイト設計の要となってくるので、これらを中心に解説していきたいと思います。

ジャンル特化サイト(専門サイト)が主流となる

同じ内容の記事が2つあったとします。

1つ目は、とてもクオリティの高い記事で、雑ブログに入っています。

2つ目は、記事自体のクオリティはそこまで出来は良くないですが、その記事を扱う専門サイトにあります。

この場合、実は2つ目のほうが上位に検索されることがあるんです。

2019年3月のアップデートからこの傾向は強くなってきており、Googleもジャンル特化の専門サイトの重要性について言及されています。

これらの傾向が強くなってきたのは、Googleの検索エンジンの急激な進化も後押しとなっています。

例えば、「ブログ制作」という内容だった場合、「ブログの記事を書くこと」と「ブログの立ち上げ方」はどちらも、言葉としては「ブログ制作」ですよね。

ですが、Googleはその違いがわかる程アルゴリズムが進化してきているんです。

同じ言葉でも、内容の細かな違いを完全に把握できるんです。

なので、現在のseoにおいては、数年前に流行った雑ブログ形式ではなく、”専門サイト”や”特化ジャンル”が生き残っていく1つの目安となっていくと思います。

「E-A-T」の中で、「専門性(Expertise)」の項目ですね。

雑ブログより、専門サイトの方が被リンクを得やすい傾向があるというところも関係がありそうですね。

比較的変動が少ないジャンルで戦う

2018年以降、医療系や健康系を扱うジャンルについて大きな変動がありました。

中には、10位以内から圏外へ行ってしまったサイトなんてたくさんあるようです。

これは、Googleのアルゴリズムが改善され、先述の「E-A-T」だけでなく、「YMYL」が品質管理ガイドラインにおいてかなり重要な位置づけになったからです。

YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略で、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」ということをさして使われる言葉です。

なので、専門職の人がしていない医療関係などのサイトは、ことごとく順位が下げられることとなりました。

特にアフィリエイトサイトは壊滅的打撃を受けたそうです。

今後は、この適用範囲がどんどん広がっていく可能性がありますので、YMYLに近いジャンルはなるべく避けた方が良さそうです。

趣味系のサイトは、しばらく変動が少ないと予想されます。

権威性・信頼性あるサイト作りをしよう

では次に、「E-A-T」の中の残り2つ、「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trustworthiness)」について説明したいと思います。

権威のあるサイト作り

近年のSEOにとって、権威性のあるサイトは非常に重要になってきました。

Googleの品質評価ガイドラインにも、下記のように明記されています。

  • 最高品質のページのメインコンテンツはそのトピックに関してレベルの高い専門知識がある人々によって作られている。

「どのような人がコンテンツを作っているか?」「ちゃんと専門性の高い人がコンテンツを作っているか?」というのは、権威性・信頼性においてもとても大事なんです。

つまり、上記を満たしていると「社会的評価の高いサイト」から、被リンクをもらうことができるようになるので、これがひとつの目安となっていると思われます。

指名検索されるサイト作り

Google検索において、サイト名が指名で検索されるのはとても評価が高い傾向にあります。

もし、あなたのサイト名が「金融のキングダム」だったら、Google検索で「金融のキングダム」と指名で入力されると、サイト評価が上がるとされています。

サイト名で検索されるということは、”検索したユーザーがそのサイトを高く評価している・興味がある”と検索エンジンに推測されるからですね。

例えば、気になるタレント・アイドルがいれば、その名前をネットで検索して情報を得るのと同じことですね。

人気があればあるほど、そのタレントはたくさん名前がネットで検索されると思います。

なので、サイト名で指名検索されると権威は大きくなっていく傾向があるようです。

指名されるようには、絶対的なクオリティや、圧倒的な情報量やオリジナリティなど、サイト制作において重要なことすべてが必要となります。

初期段階でもアクセスが集まる方法を

検索エンジンに登場するのは、インデックスされてから3ヶ月~6ヶ月ほどは必要になります。

その間は、SNSによる流入くらいしか期待できません。

SNSで拡散することはとても大事なので、サイトを作成したら、拡散用のツイッターアカウントも同時に作っておくことをおすすめします。

真偽は定かではありませんが、SNSでツイートした方が検索順位が上がりやすいという都市伝説があったりもします。

高品質なサイト作りをしよう

では最後に、「E-A-T」と同じくらい重要な項目があるので、説明したいと思います。

Googleの品質評価ガイドラインには、下記のようなサイトを評価すると明記されています。

  • 明確な目的がありその目的を達成している。
  • 十分に満足させるだけの量のコンテンツがある。
  • メインコンテンツがすぐに見えるレイアウトである。
  • 一般の個人が作成していたとしても、プロフェッショナルが作ったものに近いコンテンツの質を持っている。

(一部抜粋)

息の長いサイトを作るためには、これらを意識したサイト作りは必須ですね。

ユーザーの検索意図を把握する

ユーザーが検索窓に入力するキーワードって、そのキーワードから連想できるものが意外と全然違うかったりします。

もし「育毛」というワードに対して、たくさんの複合があって、2語や3語のキーワードになったとします。

それぞれのキーワードに対して、

  • 「専門家から詳しい情報が欲しいのか」
  • 「それが解決できる商品を買いたいのか」
  • 「ただざっくりとした意味だけを知りたいのか」

といったように検索意図を理解することが必要です。

その検索意図によって、ユーザーが求めているものに対して、ピッタリ一致する回答を準備することが検索上位表示されるためのコツです。

たとえば、下記のキーワードだったら、検索意図は何だと思いますか?

  • 「北海道 6月 気温」
  • 「千葉県 6月 気温」

実は、この2つのキーワードは、一見同じものを調べているように思いますが、検索意図は全然違うんです。

この検証結果は下記でまとめていますので、こちらも合わせて確認して置いてくださいね。

こんにちは! サクライです。 あるキーワードについて記事を書いていても、全然上位表示されない時はよくありますよね。 ...

深くリサーチした情報ページを

アフィリエイトサイトなら、ついつい広告の入れれる商品・サービスの記事をたくさん作りがちです。

ですが、そういう商業色の強いサイトではなかなか被リンクを得ることが難しいだけでなく、Googleから営利目的なアフィリエイトサイトと低評価されやすくなります。

検索順位が下がると、なかなか人は集まりませんよね。

被リンクを得てサイトの価値を高めるために、サイトのジャンルについての、詳しく調査した”情報ページ”はとても重要になってきます。

例えば、ダイエットサイトなら、”体内に脂肪が存在する意味”、”夜中は何時までに食事すればダイエット効果があるの?”といった、ダイエットに興味がある人は興味がありそうな内容ですよね。

つまり、アフィリエイトで商品・サーヒスを売らず、価値のある情報を発信する非マネタイズページです。

そのサイトにしかない、貴重なデータなどがあれば、きっとサイト評価は高くなるでしょう。

長期運営のカギは、アフィリエイトサイトでも、しっかりユーザーに独自調査によって得た情報を発信する必要があります。

広告を貼るマネタイズページと、貼らない非マネタイズページの比率は、50%以上非マネタイズページがあるのが理想ですが、せめて30%くらいはほしいところです。

サイト設計をしっかりと最初に行う

サイト設計は、サイトが大きくなるにつれてどんどんその重要性が増してきます。

ある程度記事が増えてサイト規模が大きくなると、なんだか統一感がなくなってきた、、、記事を書いてもどのカテゴリに入れたらよいか悩む、、、などと、さまざまな問題が出てくると思います。

そうならないように、サイト制作の初期段階からしっかりとした土台を作る必要があります。

土台がしっかりしていれば、あなたもサイトをとても作りやすくなって、ワクワク感もかんじるでしょう。

さらに、ユーザーがサイトを使いやすくなり、検索エンジンからもどんな際とかが把握しやすくなります。

サイト設計はもちろん、内部リンクなどもSEOにおいて重要だと言われているように、土台がしっかりしたわかりやすいサイトは、今後も高く評価される傾向は変わらないと思います。

サイト設計について、下記でくわしく説明していますので、きっとあなたの強い見方になってくれると思います。

こんにちは! サクライです。 「サイト設計」とは、あなたが作るサイトが、どんなテーマやコンセプトをもとに、どんなコンテン...

質の高い記事を

質の高い記事は必須となります。

やはり、息の長いサイトには、人が読みたくなる記事がたくさんあるものです。

もちろんそうならないと、Google検索の上位表示なんて不可能ですからね。

ですが、質の高い記事っていうのは、かなり漠然とした表現です。

質の高い記事について、できるだけ詳しくまとめたので、気になる方はぜひこちらも呼んでおいてくださいね。

こんにちは! ツイッターのフォロワーがついに6万人を超え、テンションが上がっているサクライです。 今回は、1つの...

その他、絶対に気をつけておかなければならないこと

参入するなら、Amazonや楽天が上位にいないジャンルに

2018年から、物販ジャンルは、Amazonや楽天が上位を独占するようになりました。

「ダイエットサプリ 男性」というキーワードで検索すると、上位1~3位までがAmazonと楽天の公式ページとなっています。

間違いなく、物販ではアフィリエイトサイトはGoogle側で上位表示されないようなアルゴリズムになっています。

なので、物販があるジャンルはなるべく避けた方が無難です。

もし参入するとすれば、強力なライバルがいない、サービス系ジャンルがより生き残りやすいと感じています。

例えば、「食材宅配」「転職」「資格」「引越し」といった、Amazonや楽天が絶対に出てこないジャンルですね。

これ以外にもたくさん生き残れそうなジャンルはあるので、リサーチをしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今後も、「E-A-T」や「YMYL」をはじめとする、価値のあるサイトが生き残っていく傾向が強くなります。

特にこの3つは重要となるので、必ず新サイトを設計する際は頭に入れて置いてくださいね。

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

魅力的なサイトが増えることを祈っています。